新築で注文住宅を建てるときは、住宅ローンも重要になります。基本的に、住宅ローンでは家が完成していないと審査ができないので、工事のための着手金、中間金などは自分で用意する必要があります。しかし、着手金や中間金は、注文住宅の価格の半分以上を占めますので、用意できる人は少ないです。そこで、つなぎ融資を利用することになります。つなぎ融資では、住宅ローンよりも金利の負担が大きいことに注意が必要です。最近では、家が完成していなくても住宅ローンの融資がおりることもあるので、つなぎ融資を利用する機会は減っているようです。
住宅ローンの金利は1％～3％程度とかなり低いですが、最大で35年のローンを組むので、利息はとても高額になります。3000万円のローンを組んだ場合なら、3500万円～4000万円程度が返済総額になるでしょう。すなわち、家を購入するときには、3000万円ではなく、3500万円～4000万円のお金を出す価値がその家にあるかを考えることになります。
住宅ローンは不動産会社にすすめられた金融機関で借りている人が多いようですが、しっかりと比較をしておくことがおすすめです。不動産会社にすすめられた金融機関で借りると、審査に通りやすいというメリットもありますが、金利がわずかに違うだけで数百万円の差が出てくる住宅ローンなので、比較をせずに決めてしまうのはリスクがあります。
ローン審査では、年収、勤務形態、勤続年数などが重要になります。また、過去にクレジットカードやローンの支払いで延滞をしていないかどうかもチェックされます。普段からの努力によって、三重県で新築の住宅ローンで数百万円の得をするか、損をするかが変わってきます。普段から信用を得るために気をつけている人は、お得な価格で家を購入できると考えることができます。健康状態に問題があると、団体信用生命保険に加入できず、そもそも住宅ローンが組めないという事態になることもあるので、健康にも気を使っておきましょう。