ライフスタイルが変わるなど、長くその家に住んでいればリフォームをしなければならない場面も出てきます。三重の戸建ての場合、その構造によって、リフォームのしやすさが変わってきます。
例えば、一般的な在来工法で建てられた木造軸組工法は、柱で家を支える構造ですので、一部筋交いの入った壁など構造に必須の場所を除き、壁を取り払いやすくリフォームが比較的容易にできます。日本に昔からある工法で、今でも新築の4割を占めるため、職人さんも多く、材料も比較的安いことから、リフォームするには自由度の高い構造であるといえます。
海外から入ってきた工法でツーバイフォー工法というものがありますが、壁で家を支える工法なので、そう簡単に壁や床を抜くことができません。
職人も専門の職人にお願いすることが必要です。木の代わりに鉄を使用した鉄骨構造の建物は、木造と同じように壁を取るなどの間取りのリフォームは比較的やりやすいのですが、構造自体は動かすことができません。