北欧の知恵が生んだ住宅

北欧に暮らす人々の特徴は、長く寒い冬の間は室内で過ごす事です。それは屋外に出ると凍てつく寒さで体調を崩してしまうからです。室内を飽きずに過ごすためには様々な工夫があります。その一つがインテリアです。雪が積もり薄暗い気候が続く北欧住宅のインテリアは、とてもカラフルな壁紙を取り入れています。壁紙の多くが原色に近い色で内装されていますが、カラフルな色にすることで気持ちを明るくする狙いがあります。また室内を楽しく過ごすための工夫として、キャンドルや絵画をインテリアする家庭もあります。住宅に使用されている建材の多くは、木目が見える板張りとなっています。日本でもナチュラル素材を使った北欧住宅が流行っており、こだわりの住宅となっています。床面も壁面も天井も板が丸見えの状態なので、優しい温もりを体感できます。北欧住宅は裸足で歩きまわったり、床で寝っ転がっても痛くないので、子供からお年寄りまで快適に過ごせます。

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